トップページ新着情報一覧織戸組×SDGs第10回~安全アイデアコンペティション~

織戸組×SDGs第10回~安全アイデアコンペティション~

お知らせ2022.07.20

今年度、新たな安全に関する取り組みとして「安全アイデアコンペティション」、略して「安全コンペ」が開催されました。

初回となる今年度の安全コンペでは、2021年10月から同年12月まで弊社社員に対して安全に関する提案を募集し、23件の提案が集まりました。
集まった提案は、提案者氏名を伏せた上で社員全員による投票と社長の特別審査で順位が決まり、得票上位の提案を作成した社員は6月24日(金)に開催された第46回安全大会の中で表彰されました。

今回の織戸組×SDGsでは、得票上位の提案内容についてご紹介いたします。

【第1位:無事故・無違反賞の創設】
弊社では業務で車を運転する機会の多い社員が多くおります。
業務での月間走行距離が400km以上の社員を対象に無事故・無違反賞を設けることで、より一層の安全運転意識の向上が期待できます。
また、違反・事故件数の多い者は安全運転講習への参加を義務付けます。


【第2位:災害時の安否確認アプリの導入】
災害発生時にユーザへメールやプッシュ通知が自動送信され安否回答を行うアプリの導入により、社員の安全をシンプルかつ容易に確認できるようになります。社用/個人用、スマホ/ガラケー問わず、また個人情報登録を開示することなく利用可能です。災害時以外の日常的なシーンでも作業服等の注文・在庫管理といった注文確認ツールや、コロナ禍における連絡手段として利用できます。


【第3位:重機による事故防止訓練の実施】
国土交通省の重機事故のデータ分析によると、重機事故の割合で土木用重機(バックホウ等)と作業員の接触事故が半数を占めており、その殆どが、合図・確認の不徹底、誤操作が原因と言われています。弊社でも、砕石事業の工場や土木工事業の現場では多くの重機が稼働しています。
工事関係車両の死角を理解し実際に体験できる事故防止訓練により、重機オペレーター以外の社員も危険性を体感することができます。


弊社の砕石工場で稼働している重機の一部

以上、今回ご紹介した得票上位の提案でした。
今後は得票上位の提案だけでなく、取り組むことが有益であると判断できるその他の提案についても積極的に実施する予定です。

安全コンペの開催は、安全に関する提案の募集・実施により労働災害を防止するという点でSDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」に当てはまります。
また、安全に関する提案を実施していくことは、安心して働ける、働きがいのある労働環境の整備にもつながります。さらに、安心して働ける労働環境のもとでは、そうでない労働環境のもとで働くよりも却って品質や生産性が向上すると言われていることから、目標8「働きがいも経済成長も」にも当てはまると言えます。

弊社が企業活動を行う上で、最も避けるべき点は労働災害の発生です。
1日の業務を無事故で終え、社員がご家族のもとへ笑顔で帰宅する事を願い、今後も安全衛生活動に取り組んでまいります。

新着情報一覧へ戻る